ナイキの隠れた名作「ターミネーター」とは?人気の限定モデルも6つご紹介![ターミネーターどこへ…?]

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ナイキの数あるスニーカーの中で最も基になったジャンルが「バスケットボールシューズ」ではないのでしょうか。

歴史あるバスケットボールシューズはストリートでも人気で、有名なモデルだと、、、

エアフォースワン

ジョーダン

ダンク

等がありますが、今回はそんな有名どころの陰に隠れているキレのあるモデル「ターミネーター」についてご紹介します。



ナイキのストリート系のスニーカーはどれも在庫が少なく、転売もされやすいアイテムですが、その中で「ターミネーター」は2011年~2013年の間に姿を消し、そのまま見る事も無くなってしまいました。

過去にナイキのスニーカーは様々な小売店で販売をされており、その中でターミネーターは他のスニーカーとは違った顔を持ったモデルであった為、多くのユーザーから支持を得ていました。

ここでは撤退したまま姿をみせない隠れた名作「ターミネーター」について歴史や人気のモデルなどをご紹介していきます。

ターミネーターとは?歴史について簡単にご紹介!

同時期のライバルが多く、どうしても影が薄くなりがちなスニーカー「ターミネーター」。

ターミネーターのスニーカーの特徴は、カカトに「NIKE」のビッグロゴを採用したスニーカーで、初めて発売されたのが1985年とされています。

1985年に発売されたカラーは、今も高い人気を誇る「グレー×ネイビー」のオリジナルカラーで、当時アメリカのバスケットボール強豪校である、ジョージタウン大学に開発を求められて作られたモデルとされています。

ちなみにカカトに施されているNIKEのアイコンは「ビッグナイキ」という愛称で呼ばれており、「ビッグナイキ」の冠で発売されたスニーカーもある。

同期のジョーダンやダンクが強く、継続販売終了後は、スケーター達を中心にマニア向けのモデルとなってしまった「ターミネーター」は、2003年頃に正規復刻を果たしました。



定番モデルとなって以降ターミネーターは、元々あるキレのあるデザインを基に、ビビットなカラー等を展開し、ストリートに大きな衝撃を与えます。

毎年ワクワクさせるようなモデルが展開されていましたが、2011年頃からターミネーターはどんどん見かけなくなりました。

2011年~2012年頃に「ビッグナイキ」品番で、ターミネーターよりも安いモデルが展開されており、チヨダ系列の靴屋では、かかとに「NIKE」ではなく「ナイキ」が採用されたユニークなモデルが発売されていました。また2014年にABCマート限定で復刻がされている事が確認されています。

ターミネーターと最近人気の「ダンク」について…

ナイキの味のあるスニーカー「ナイキ・ターミネーター」。ターミネーターと切っても切れない縁で結ばれているのが、同期である「ダンク」です。

ダンクは1987年に継続販売が終了後、1999年に復刻。その復刻を主導したのが「日本」であり、立役者となったのがストリート界のカリスマ「藤原ヒロシ氏」ではないのかとされています。

日本のストリート界隈とも結びつきがあるダンク。ダンクが作られるきっかけとなったのは、アメリカで人気の大学バスケ(NCAA)をナイキのスタッフが視察した際の事。

名門校のチームスクールカラーを採用したバッシュを作る構想を思い立ったのです。

全部で7種の大学のカラーがリリースされ、13校(合同で使っていた為カラーが被る)の大学向けにリリースされました。



それが一番最初の画像なのですが、見ての通り種類は8種類あります。

7種類のダンク+ターミネーター1種類で企画されたのです。1チームだけターミネーターになった理由は、、、

ターミネーターが採用されたチームであるジョージタウン大学の「HOYAS」のコーチが黒人であった

HOYASとナイキが特別な関係性であったから

他の大学との差別化する理由があったから

等、諸説ありますが、理由は未だ不明とされています。

ターミネーターの発売は1985年とされていますが、1984年の年度のリーグ戦で使われており、ダンクよりも先にターミネーターが先に走り出していたのです。

ダンク7種類とターミネーター1種類の構成で、8種類のナイキのバッシュは1985年にリリースされました。この8種類のバスケットシューズは「BE TRUE TO YOUR SCHOOL」と呼ばれています。

※先にご紹介しましたが、ターミネーターはバスケットボール強豪校である、ジョージタウン大学に開発を求められて作られたモデル。

「BE TRUE TO YOUR SCHOOL」という枠に括られた「ダンク」と「ターミネーター」。

この二つのスニーカーは兄弟的な立ち位置であり、ダンクが1999年に日本主導で復刻された時は、ターミネーターも復刻されるのでは?と噂になった事も。

しかしながら実際にターミネーターが復刻されるのは2003年まで待つ事になったのです。




撤退した現在…中古市場が凄い事に!

ダンクの復刻は高い人気を獲得しており、在庫も少ない事から中古の相場はプレ値がついているモデルも。勿論ターミネーターも中古相場は賑わっています。

ターミネーターは2011年頃に撤退してから殆んどみかけなくなったからだとは思うのですが、中古相場を見ていくと、ダンク同様にまだまだ支持されているスニーカーである事が分かります。

美品・新品モデル、また限定のモデルだとそれなりの価格になりますが、手広く展開していたので、通常のモデルはそこまで高額にはならない様です。




人気の「限定」ターミネーターをご紹介!

次はターミネーターの人気限定モデルをご紹介します。人気モデルでも、中古相場が安いモデルがあるので是非チェックしてみて下さい。

ターミネーターをオークション等で売る・買う場合は「オークファン」が過去の価格を見る事が出来ます。

オークファンは有料会員で月998円(税込)かかりますが、過去10年分の中古価格を見る事ができるので、ネットで物を売ったり買ったりするなら是非登録してみて下さい。オークファンを登録する。

[オリジナルモデル]

「BE TRUE TO YOUR SCHOOL」のオリジナルカラー「グレー×ネイビー」のモデルです。初期の85年モデルだと、三万円を超える事も…。

[セルティック]

2003年~2004年ぐらいに発売された、ボストンセルティックスの日本未発売モデルです。

価格は一万円ぐらいと割とお買い得、、、お買い得なのか?と思ってしまうが、ターミネーターの価値を考えるとお買い得です。



[チョコミント]

「SWAGGER」の10周年を記念して作られたモデル。左右異なるカラーを採用したモデルで、クロコダイルの型押しレザーが高い存在感を放っています。

中古相場は7000円ぐらい、未使用品だと一万円を超えます。

[ハイプレミアムビンテージ]

ターミネーターの定番の様なモデルです。2014年にABCマート限定で復刻がされたアイテム。中古相場は一万円前後と、最近のモデルである事を考えれば比較的高めではないのでしょうか。

[ハイプレミアムグランジ]

2004年に発売された、ハイプレミアムにグランジ加工が施された味のあるモデル。中古相場は高くても七千円代と控えめなので、割とねらい目かも?

[スワット]

アメリカの警察特殊部隊「スワット」をイメージして作られたモデルです。発売は2004年で、ヒールには「NIKE」ではなく、「SWAT」の文字が刻まれています。

中古相場のブレが非常に大きいのですが、新品で二万円、中古で八千円ぐらいのポテンシャルがありそうです。




隠れた名作…復刻してほしい!

ここではナイキの隠れた名作スニーカー「ターミネーター」の歴史や限定モデルなどをご紹介しました。

最近にわかにダンクの人気が上昇しているので、もしかしたらまたターミネーターの復刻があるかもしれません!

また過去のターミネーターのスニーカーは比較的安く購入出来る事があります。運が絡むので、タイミングが合えば限定の人気スニーカーもビックリするような価格でゲットできるかもしれません。

ヤフオクとメルカリを毎日見張るしかありませんねぇ!




追記…

2022年11月27日に見事復刻し、即完売しましたw(NIKE・SNIKRSより)

私がスポーツ店に勤めていた時代(約10年ぐらい前)ぐらいまでは、売れ行きが良くなく値引きしていたのに、今や転売でとんでもない価格がつけられる程のモデルへとブランド価値を高めました。

やったぜ。

2023年6月安定した復刻がされた模様→[朗報]ナイキ・ターミネーターさん、ちゃんと復刻。

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