ランニングシューズでジムのトレーニングはしてはいけない?フィットネスシューズとの違いは?

ランニングシューズでジムのトレーニングはしてはいけない?フィットネスシューズとの違いは?の画像 スポーツ系シューズ

ジムでトレーニングをする際ランニングシューズを利用する人が多いと思うのですが、実はランニングシューズでジムのトレーニングをする事はあまりおすすめ出来ません。

なぜジムでトレーニングをする際、ランニングシューズがおすすめできないのか?をここではご説明していきます。



また、ジムでトレーニングをする際の「フィトネスシューズ(トレーニングシューズ)」がありますが、フィットネスシューズとランニングシューズとの違いについてもご説明します。

フィットネスシューズとランニングシューズの違いは?

ウエイトトレーニングの画像

ジムでトレーニングをする際に、一足は持っておきたい「フィットネスシューズ」。私はスポーツ店と靴屋に勤めていたことがあるのですが、このジム用のシューズってはっきり言って売れません。

なぜなら、ランニングシューズやバスケットボールシューズ等をジム用のトレーニングシューズを代用して使ってしまう人が多いからです。

特にランニングシューズをフィットネスシューズ替わりとして使う人が多いのですが、これは非常に危険なのであまりおすすめできません。




なぜならフィットネスシューズとランニングシューズには、、、、

安定性の違い…ランニングシューズは縦方向に強い働きをしますが、横方向に弱い。フィットネスシューズは横方向にも縦方向にも強く、あらゆる動きにしっかり対応します。

グリップ性の違い…ランニングシューズは外で走る事を想定している為、底が凸凹してる等、野外で走る様のグリップ性になっています。フィトネスシューズは底の形状は平になっており、室内で履きやすいグリップ性になっています。

クッションの性質の違い…ランニングシューズは衝撃を大きく吸収する性質を持つ。フィットネスシューズは衝撃を分散し強い反発性を生む性質を持つ。

といった3つの違いから、ランニングシューズをジムで使うのはおすすめできません。

ランニングシューズをジムで使うと…?

A案とB案どちらにするか迷う会社員の写真素材

ランニングシューズをジムで使い続けると、バランスを崩し転倒したり、非効率なトレーニングをしてしまう事に繋がります。

特に「クッション性の性質の違い」は非常に致命的で、、、

バーベルを持ち上げる時において真っすぐ力を伝達できずバランスを崩してしまう

沈み込み過ぎてバーベルを上げられない

エクササイズやヨガの時に衝撃吸収材が邪魔をして非効率な動きになる

など、リスクが伴います。この様な理由から、ジムでトレーニングをする際はランニングシューズではなくフィトネスシューズの方が絶対に良いのです。

ジムのトレーニングによってはランニングシューズでもOK?

ジムでトレーニングするイメージ画像

ジムのトレーニングと言っても、ジムに行けば、、、

マシントレーニング

フリーウエイトトレーニング

ランニング・エアロバイクトレーニング

ヨガやエクササイズのスタジオ

等のトレーニングがあります。




マシン、ウエイト、スタジオはランニングシューズで使う事は難しくても、エアロバイクやランニング(トレッドミル)を使うトレーニングはランニングシューズの方が良いのでは?と思いますが、こちらもおすすめできません。

エアロバイクは足が固定されるので、ランニングシューズでも良いとは思いますが、でしたら他のトレーニングもできるフィットネスシューズを使った方が効率的。

ランニング(トレッドミル)の際おすすめできない理由は「グリップ性」にあります。野外で走る事を想定しているランニングシューズは、トレッドミルの上では滑りやすい事もあります。

トレッドミルは自分の意思で進むのではなく、自分で速さを設定してベルトが動くので、滑ってしまったりしたら非常に危険です。

ただ、どうしてもランニングの際のクッション機能や安定性が欲しいというのであれば、底がなるべく平で滑りにくい上位のランニングシューズをおすすめします。



トレーニング別のおすすめシューズの特徴を解説!

先ほどジムトレーニングには

・マシントレーニング

・フリーウエイトトレーニング

・ランニング・エアロバイクトレーニング

・ヨガやエクササイズのスタジオ

等のトレーニングがある事をご紹介しましたが、トレーニング別にどの様なシューズが向いているのかをご紹介します。

マシントレーニング

マシントレーニングの画像

マシントレーニングは鍛える箇所が限定的になる分、安全にトレーニングができます。ですので、グリップ性とクッション性を持った「万能型フィットネスシューズ」がおすすめです。

フリーウエイト

フリーウエイトの画像

フリーウエイトはマシンに比べ安全性は非常に低いですが、効率的なウエイトトレーニングができます。バランスを崩さない為に必要「グリップ性」を重視した「ウエイトトレーニング用」がおすすめです。

スタジオトレーニング

ヨガの風景の画像

スタジオトレーニングは「グリップ性」「左右縦後の安定性」「クッション性」全てが求められます。万能型のモデルの中でもより高い安定性を発揮するハイカット型のモデルがおすすめです。

ランニング・エアロバイクトレーニング

トレッドミルでトレーニングする女性の画像

基本的にはグリップ性の観点から万能型をおすすめします。ただ、ランニングの機能が欲しいのであれば、滑りにくくバランスが取りやすいランニングシューズを選びましょう。

フィットネスシューズのおすすめブランド!

ジムのトレーニングで使用する「フィットネスシューズ」。ではどのブランドのフィットネスシューズがおすすめなのでしょうか?



次はフィットネスシューズのおすすめブランドをご紹介します。

[リーボック]

フィットネスシューズといえばリーボックのフィットネスシューズです。高いグリップ性や安定感、他で見る事ができない多くの種類など多くの魅力があります。

その多くの魅力の中で特に素晴らしいのは「クッション性」です。ジムの殆んどのトレーニングに対応できるクッションの性質を持ち、反応性が良いモデルが多いです。

[アンダーアーマー]

耐久性・自然な動きをサポートする機能をしっかり備えたフィットネスシューズが多いブランド。価格も安くなっている事も多く、お買い求めしやすいのも嬉しいポイントです。

[ミズノ]

ミズノ公式オンライン

ランニングシューズにも使われている技術「ミズノウエーブ」。ミズノウエーブは衝撃をしっかり吸収し分散させエナジーリターンに変えるクッション機能で、ジム系との相性が抜群なのです。

そんなミズノウエーブを採用したフィットネスシューズはより高い反発性をもち、靴内を調節する機能を採用しているので、スタジオに入る人達から高い支持を得ています。




他のスポーツシューズをジムのトレーニングに使うのは?

ここではランニングシューズをジムで使うのはおすすめしないという事をご紹介しました。

最後に他のスポーツシューズをジムのトレーニングで使うのはどうなのか?をご紹介してきます。

バスケットボールシューズ…グリップ性・横に強い動き・クッション性はフィトネス向けだが、ジムで使うとなると重さと、サポート性が多すぎるという点から扱いづらくおすすめできない。

フットサルシューズ…室内でやるサッカーなのでグリップ力・安定感がしっかりしているが、圧迫感が強くストレスになる事がある。またサッカーシューズ全般的に底裏のパターンが独特なので、怪我のリスクがある。



バドミントンシューズ…高いグリップ性と強い反発性が魅力的なバドミントンシューズですが、グリップ性が高すぎて逆につまづいたりする事があるのであまりおすすめできない。

テニスシューズ…テニスシューズには「オムニ・クレー用」と「オールコート用」がありますが、土や芝をしっかりグリップする為に作られたオムニ・クレー用は勿論NG。

オールコートはクッション性の性質が若干違うので、反応性が変わるのでやはりおすすめ出来ないのですが、グリップ性や安定性に関してはかなりフィットネスシューズに近く、一番代用できるシューズ。

[最後に]

ランニングはランニングの目的の為に作られ、バスケットはバスケットの為に、バドミントンはバドミントンの為に…そしてフィットネスはフィットネスの為に靴が作られています。

当たり前ですが、いくら代用できるぐらいの機能を持っていたとしても、どこか分からないところでリスクは生じてます。

リスクを軽減する為にも、ジムでトレーニングをする際はフィットネスシューズを使う事をおすすめします。

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