ミズノ新開拓のドライビングシューズが気になる…
こんにちは。元靴屋店員です。最近靴屋で見かける事が多くなった「ドライビングシューズ」。
ドライビングシューズはその名の通り、運転をする為に作られた靴ですが、プーマがカジュアルなスニーカー仕様にした事で今までにないユーザーからの注目を集めました。
プーマのドライビングシューズは数も多く人気ですが、プーマのドライビングシューズと同等…もしかしたらそれ以上に今注目を集めているのが、ミズノが新規介入したドライビングシューズ、、、
「ベアクラッチ」
ではないのでしょうか。
今回は、今高い注目浴びているドライビングシューズ「ベアクラッチ」について、、、
機能性や他のドライビングシューズとの違い
サイズ感について
ユーザーの口コミからみる評判と人気の理由
について、元靴屋店員の私がご説明していきます。
ドライビングシューズとは??
私が靴屋時代にドライビングシューズを接客し売ったことがありますが、ドライビングシューズは革素材の年齢層高めの「紳士靴」というイメージでした。
それがプーマがより機能性を高めスニーカーのカジュアルさを取り入れた事で、車を運転するシーンだけではなくタウンシューズとしても使えるようになったのです。
ドライビングシューズがもっている機能は、、、
①かかとの形:かかとをつけた状態でアクセル・ブレーキを素早く操作しやすいように、かかとがせり上がっていて丸くなっている
②靴底が薄い:ペダルからの情報を感じやすくするため、靴底は薄く設計されている
③シルエットがシンプル:アッパーはペダルをひっかける事がないように、細身で無駄のないシンプルな設計になっている
基本的にきつめの設計なのでサイズ感じは小さめ。
特にプーマのドライビングシューズは、他のブランドよりさらに細身なので通常のスニーカーよりも大きめを購入する傾向にあります。
ミズノのドライビングシューズ「ベアクラッチ」とは?機能性を評判と共に解説!!
[品番/品名:BARECLUTCH/F1GC220101・F1GC220109・F1GC220114]
・価格:¥12,100(税込)
・カラー展開:ホワイト(F1GC220101)・ブラック(F1GC220109)・ネイビー(F1GC220114)
・サイズ展開:24.5-28.0cm
ミズノのベアクラッチは、2021年に限定で発売されたミズノとMazdaのコラボモデルをベースに作られています。
限定1000足で販売されたマツダとのコラボモデルは、約4万円と高額にもかかわらず即完売しました。
車の構造に長けたブランドとスポーツ工学に長けたブランドが開発したドライビングシューズをベースにしているので、機能性は高いレベルにあります。
次はそのベアクラッチの機能性と、どういったポイントがユーザーから支持されているのかをご紹介します。
「ラウンドソール」で高い安定性を実現!!
ベアクラッチにはアウトソールのかかと部分に丸みを持たせ、アッパーの側面・後方まで巻き上げる「ラウンドソール」を採用しています。
他のドライビングシューズよりも設置面積が多く、かかと部分を軸に前後左右に動かしやすくなるので、安定した操作性が実現しています。
また、かかとの出っ張りが無くなるので、アクセル・ブレーキの際に、マットの引っかかりを減らせるのも素晴らしいポイントではないのでしょうか。
ペダルがとても踏みやすいく細かくアクセルを開けられる。しかもめちゃくちゃ軽い!しなやか!(引用:https://twitter.com/naokichi323/status/1572597547134488578)
靴底が薄くないのに操作性も抜群!!タウンでも履ける!!
ドライビングシューズはペダルの感覚をよりダイレクトに感じる為に「薄く」さらに「硬く」が基本です。
しかしこのミズノのベアクラッチは、薄底ではなく普段履きでも使えるクッション性を実現。
理由はソール部に設置されたトレーニングシューズを流用させた機能にあります。
ソール部には、クッション性を確保しつつも、足裏の感度を高める情報伝達技術を持った機能「ミズノコブ」を採用。
ミズノのトレーニングシューズから流用させたソール部の機能が採用された事で、ドライブシーンだけではなくタウンでも快適に履くことを可能にしたのです。
ソールの厚さはスニーカー程度にある様に見えますが、履くとビックリ!!極薄ソールみたいな履き心地で、ペダル操作感がとてもわかりやすいです。(引用:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R26LN8IS4HVM9W/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0BCNNQ99B)
馴染みやすくスタイリッシュなルックス!!
ペダル等を引っ掛けない様にシンプルなルックスですが、足全体を包み込むようなベアクラッチの設計は機能美といえる美しさ。
スタイリッシュさと、上品な質感を実現したモデルなので幅広いシーンで活躍することができます。
アッパー素材には柔らかい人工革を採用しているので、履いたその時から馴染み、耐久性もあるのでストレスフリーで履くことができるのではないのでしょうか。
ニュースで見てたよりも質感がしっかりしてて、フォーマルな場でも履いていけそうな革靴チックな感じ靴としても普通に軽くてめちゃ使いやすそう(引用:https://twitter.com/GONBEEE_project/status/1576194536300105729)
サイズ感は?
ベアクラッチのサイズ感は、普通のドライビングシューズと比べたら大きめになりますが、やはり小さめに設計されています。
サイズはプーマ等と違い、日本メーカーなので必要以上にサイズや幅を大きいサイズを選ばなくて、大丈夫でした。(引用:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R26LN8IS4HVM9W/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0BCNNQ99B)
プーマがやたらタイトで1〜1.5cmくらい大きくしないといけないのでどうかなと思ったけど無料返品できるので、プーマより小さく普段履きより0.5大きいくらいを通販で。ちょっとゆとりあるけど紐するからこれでいいかな。(引用:https://twitter.com/muttie70/status/1573260179311067136)
プーマが普通のスニーカーよりも「0.5~1.0+」で履く人が多いのですが、ベアクラッチは足に馴染みやすい事も考え「普段のスニーカーのサイズ通り~0.5+」で履くのがおすすめです。
口コミからみるベアクラッチ。メリットだけではなくデメリットも!
ドライビングシューズで今最も高い注目をあびているミズノのベアクラッチですが、最後に気になる評判を口コミからご紹介します。
[デメリットもある…]
ソールが期待と程遠い厚さ。ミズノなのでウォーキングも意識してこうなったと思いますけど、残念です。(引用:https://review.rakuten.co.jp/item/1/222132_10015352/1tji-iaj8m-ee4ttd_1_1082695976/)
少し小さめでしたが、履いているうちに普通の履き心地になってくるのでノープロブレム。ただし紐がちょっと短いので、それでマイナス星一つ。(引用:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RLYEY026SOBLG/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B0BCNNQ99B)
[ドライブシーンも普段履きとしてもやはり優秀…]
大変機能的で軽くて滑らないとても素晴らしいシューズです。特に車を運転する時はとてもフィットします。(引用:https://review.rakuten.co.jp/item/1/313488_10148462/d3x0-iajoh-ccprwy_1_1068334601/?l2-id=review_PC_il_body_05)
「歩く事を諦めて無いドライビングシューズ」だなぁって感じ。操作感は正直PUMAの方が良いです。ただアレは「歩く事を捨ててますが?」な作りになっています。(引用:https://twitter.com/NORI_Killerpig/status/1578733442237599745)
[最後に]
足裏の情報伝達機能が高いとはいえ、「薄いドライビングシューズの方が操作性が高い」という評価が見受けられました。
ただ、「軽くて操作しやすい」「タウンでも歩ける」といった評価がベアクラッチには多くあるのも事実です。
特に「初めてドライビングシューズを購入した」という人から非常に好評で、操作性・履き心地共に高い支持を得ていました。
価格は約一万二千円と少し高額ではありますが、街履きもできる優れたドライビングシューズといえます。気になる方は是非!!