「ベビーフィート」という”本当の”ファーストシューズの最適解?!を元靴屋店員が解説!!なぜおすすめ?デメリットは?

「ベビーフィート」という"本当の"ファーストシューズの最適解?!を元靴屋店員が解説!!なぜおすすめ?デメリットは?のサムネ画像 キッズシューズの雑談

元靴屋店員、エド・インター社の「ベビーフィート」に驚愕する。

こんにちは。元靴屋店員です。子供が初めて履く「ファーストシューズ」。

ファーストシューズの選び方や、いつ履くのか等は、過去にご紹介していますが、ファーストシューズの選び方は誰もが迷ってしまう問題です。

そこで今回おすすめするのが、エド・インター社より発売されている「ベビーフィート」という、”初めての歩行を練習させるのに最適なファーストシューズ”です。



このファーストシューズ、歩くための「トレーニングシューズ」として発売されており、販売累計数は約40万足を誇るアイテムです。

このシューズが非常に素晴らしいと感じたので、ここではベビーフィートの何が素晴らしいのかをご説明。

また合わせてここでは、、、

アティパスとの違い

デメリット

注意点

などにも触れているので、ベビーフィートが気になる方は是非チェックしてみてください!

ベビーフィートとは?

ベビーフィートとは、靴下のように伸びる素材を大きく採用した、靴下の延長上のようなファーストシューズです。

素材が伸びるので、足首がしっかりフィットし、簡単に履かせやすいのもこのファーストシューズの特徴といえるのではないのでしょうか。

また洗濯ネットに入れて洗濯機で簡単に洗濯することもでき、靴本体(つま先・かかと・靴底)はおしゃぶりでも使用される素材なので衛生面においても安心です。

それではこのベビーフィートが素晴らしいと感じたポイントを解説していきます。

①機能が必要最低限である事!

ベビーフィートの画像

(引用:レビューでプレゼント 京都ブラント SOU・SOUコラボレーション Baby f…)

子供の足が形成されないうちの靴の選び方で、子供の足の将来は大きく変わります。

この時に間違った靴の選び方をしてしまったら、疲れやすい体質になったり怪我をしやすい体になってしまうことも。

なので「機能性が充実している靴が良い」と思うかもしれませんが、機能が付きすぎていて問題になることもあるのです。



それは「足の過保護化」です。

子供の時に足を靴の機能で守りすぎると、本来身につくはずの自然治癒力が弱ってしまったり、効率的な歩行や走行ができなくなる、といった事が起こる可能性があります。

ですがこのベビーフィートというファーストシューズは、生体力学に基づいて作られていて、裸足に近い感覚で力を入れる事ができます。

つまり、本来の足の動きを「促す」機能になるので、足を過保護にする事なく正しい歩行が身につくすばらしい「トレーニングシューズ」だと言えるのです。

②衛生面の充実!

靴下の延長で履けるので、サッと履ける便利性や高いフィット性が注目されがちですが、、、

蒸れにくくなるようにアウトソールの裏に通気孔

洗濯機で丸洗い可能

本体の素材はおしゃぶりと同じやわらかい素材(接着剤も使用していない)

と、衛生面に非常に優れた機能を搭載しています。

赤ちゃんは非常に代謝がよく汗をかきます。特に靴内は汗が溜まりやすいですし見えにくい部分ですので、知らず知らずのうちに足にばい菌が…なんてことも。

そういった靴を履かせるデメリットから守ってくれる機能が採用されているのは、保護者としては嬉しいですよね。

ベビーフィートを紹介!!

ベビーフィートのアイテムについてご紹介します。サイズは11.5cmと12.5cmの2種類ですのでサイズ選びにお気をつけください。

メーカー希望価格:¥2,640~¥3,190
サイズ:11.5・12.5cm

[Sneakers-Black]

[Sneakers-Gray]

[Sneakers-Red]

[Sneakers-Blue]

[Elegant-Black]

[Elegant-Pink]

[Formal-Brown]

[Formal-Navy]

[Formal-Pink]

[SOU・SOU-そすう]

[SOU・SOU-はなつばき]

[Urban-Triangle]

[Urban-Dot]

[Urban-Red]

[Urban-Yellow]

[Casual-Yellow]

ベビーフィートの気になる事についてご説明

ベビーフィートはファーストシューズとして履くのにはちょうど良い機能を持ち合わせていて、衛生面の観点からも素晴らしいアイテムといえます。

ただ、デメリットや注意点といったネガティブなポイントがあるのも事実。

次は、そういったベビーフィートの気になる細かい事柄についてご説明します。

デメリットは?

非常にメリットが多いベビーフィートですが、デメリットもあります。デメリットとしては、、、

軽すぎる

サイズ展開が11.5cmと12.5cmの2種類

という点です。繊細な足を持つ「ファースト」の時期ですので、歩行を始める「トレーニングシューズ」としては、12.0cmが欲しかったかなと感じます。

13.0cmぐらいまでになると動きが活発になるので、歩きに不安がある場合を別として、しっかりとしたファーストシューズがおすすめです。



また靴が軽すぎると「安定性」に欠け安定した歩行をサポートできません。ベビーフィートは靴下のような素材を多く使っているので非常に軽量です。

一方で、ここまでの軽量性は、最も靴に対してストレスなく履くことを意味します。

目の届く範囲でしっかりと履かせる事ができるなら、このデメリットはメリットの方が上回るといえます。

いつから履けるいつまで履かせる?サイズ感の評価は!

むっちむちの赤ちゃんの両足の写真素材

メーカーの記述によると対象サイズは、、、

11.5cm、、、6か月~11か月(実寸109m-115m)

12.5cm、、、1才~(実寸116m-125m)

となっております(参照

またサイズ感について、基本的には大きめです。実寸通りぐらいで履かせるのがおすすめです。

想像通りの可愛いさ、お作りも丈夫です!が、思ったよりサイズが大きめだと思います。実寸11.5で靴下を履いてもかなり大きめでした。。(引用:https://review.rakuten.co.jp/item/1/229451_10007696/1yaq-iaj05-28g8uz_1_515455454/

思っていたよりつま先が大きく、最初は嫌がりましたが、すぐに慣れてくれてテクテク歩くようになりました。(引用:https://review.rakuten.co.jp/item/1/229451_10007696/1yaq-iajb5-fr16a0_1_603054186/

靴下は履かせる?

靴下を履かせずに使う事もできるようですが、基本的には靴下を履かせてる事をおすすめします。

理由は、

靴を履く感覚に慣れる事

足の外的要因にの病気から守る為

という2つの理由があります。

靴下が派生した靴とはいえ、靴底は柔らかいラバーを採用しているので、靴と足の間で摩擦が起き皮膚が薄くなり、バイ菌が入る可能性もあります。

ちょっとした水場で遊ぶこともできるので、そういったシーンを除き、なるべく靴下は履かせるべきです。

履かせる際に注意するポイントは?口コミと合わせて解説!

ナンバーワンだと指を差して微笑む女性の写真素材

あくまでこのシューズはファーストシューズの「トレーニングシューズ」です。足首が固定せれておらず軽量なので、どうしても「安定感」という面は非常に不安が残ります。

外で着用して何歩か歩くと、足がぐねっとなってしまい、捻挫しては困るので室内で短時間練習用に履くものとして使いたいと思います。(引用:https://review.rakuten.co.jp/item/1/229451_10007696/1yaq-iajbi-gbxs0d_1_593744141/

基本的に室内で歩く際に使い、ある程度慣れてきたら外で履くことをおすすめします。

またファーストシューズの中でも最も履きやすいとされているベビーフィートですが、違和感を感じ履きたがらないというお子さんもいます。

靴を嫌がる息子に履き心地の良さそうな靴を探しておりこちらを購入しました。最初だけ違和感を感じてはいましたが、今となっては嫌がることもなく走り回っています。(引用:https://review.rakuten.co.jp/item/1/263613_10003639/cqjp-iajo7-iyvj8j_1_1059159367/

無理に履かせるのは非常に酷だとは思いますが、「靴を履かせる」という事は生きていく上で重要な教育の一つです。

たまには多少の無理をさせる事も必要です。「慣れてくると気に入ってくれる」という口コミも見受けられますので、是非。

ベビーフィートとアティパスの違いは?

ベビーフィートと同様にアティパスもソックス型のファーストシューズを販売していますが、その違いについてご説明。

アティパスのサイトをみると、ベビーフィートはアティパスのOEM製品として販売されていると記載されています。

「Babyfeet(ベビーフィート)」は、OEM製品として株式会社ヒロ・コーポレーションさんが企画、日本国内でのみで販売されているものです。(引用:https://attipas.jp/pages/faqs

OEM製品とは…他社で作った商品に、自社ブランドの名前や型番をつけて販売すること

つまりアティパスで作り、エドインター社(企画した関連会社のヒロ・コーポレーション)で「ベビーフィート」として販売しているという事になっています。




機能性については殆ど同じですが、日本でソックス型のこのファーストシューズを広め「ベビーフィート」という名前をつけたのは、ヒロ・コーポレーションとの事です。

2011年にドイツケルンの展示会の小さな小さなブースでしたが、キラリと光る無限の可能性を感じました。サンプルを持ち帰り、バイヤー自身の孫娘がよちよち歩きを始めた頃だったので履かせてみたところ、嫌がらず上手に歩けました。(以下略)そして、名前もなかったそのベビーシューズに「Babyfeet」と名前をつけて日本で販売をしたところ瞬く間にヒット商品となり…(引用:https://www.ed-inter.co.jp/company/hiro/

日本規格で展開しているのが「ベビーフィート」、全世界(日本も含む)で展開しているのが「アティパス」です。

主な違いは、、、

デザイン性:日本人向けに企画されたのがベビーフィート

デザインの種類:ベビーフィートよりもアティパスの方が種類が豊富

サイズ展開:ベビーフィートは11.5と12.5cmの2展開、アティパスは10.8cm・11.5cm・12.5cm・13.5cmの4展開

価格:ベビーフィートの方が最大約1000円ぐらい安い

ベビーフィートとアティパスどっちがおすすめ?

種類やサイズが選べるという点からアティパスの方がおすすめですが、あくまでこのアイテムは歩行を始める「トレーニングシューズ」です。

足が13.5cmが成長したなら、動きも活発になるのでソックス型のこのモデルはリスク(足首が固定されない為)がありますし、物足りなくなります。

また、実寸通り~+0.5cmぐらいで履かせる事ができれば良いので、歩けるかどうか微妙なラインの「10.8cmや13.5cm」よりも間の「12.0cm」の方が実は欲しかったところ。

サイズでの優位性は、アティパスの方が高いといえますが、そこまで大きな優位性はないといえます。



それよりも選べるデザイン性が多いという点の方が、アティパスを選ぶ大きなアドバンテージではないのでしょうか。

しかしながらベビーフィートの方が最大で1000円近く安いのであれば、履く期間が短いファーストシューズですので、ベビーフィートの方が良いのかなと感じます。

あとプレゼントの箱もかわいいですし。

最後に

ファーストシューズの最適解ともいえる「ベビーフィート」をここでは解説…というよりも激おすすめしました。

アティパスとベビーフィートどちらを購入するか迷っている人も多いと思います。

サイズ面・種類・価格面を比較し、どちらがお子さんに合っているかをチェックし購入してください。

どちらにしてもファーストシューズとしては素晴らしい機能性をもった素晴らしい靴です。是非ファーストシューズはベビーフィートを!!

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